センター長ごあいさつ

国立大学法人 東京農工大学農学部附属動物病院機構長 兼 小金井動物救急医療センター長
千年 篤(チトセ アツシ)
国立大学法人 東京農工大学農学部附属動物病院機構長 兼 小金井動物救急医療センター長
千年 篤(チトセ アツシ)
東京農工大学農学部附属・小金井動物救急医療センターは、2022年11月28日に本学の2つ目の動物病院として開院されました。
小金井動物救急医療センターは、総合診療科と放射線治療科(2024年夏~秋に開設予定)の2科からなり、かかりつけの動物病院(一次診療施設)からの紹介による二次診療、ならびに二次診療機関があまり診療を行っていない土日祝日・年末年始においても診療を行う動物病院です。また、当センターでは診療体制が万全になり次第、突然の体調の変化や受傷等を対象にした夜間・救急診療を行っていきます。
少子高齢化や単身世帯の増加等の社会変化を背景に、家族の一員としての伴侶動物の役割は益々重要となってきています。当センターは、飼い主が伴侶動物とともに健康で生きがいのある地域社会の実現に向けて、一次診療施設との連携を図り、長寿命化や高齢化に伴い多様化、高度化している診療ニーズに対応した動物医療を提供します。また、高度専門診療を担う動物医療センター(府中市農学部キャンパス)との連携により、各々の専門診療科や検査・治療機器などの強みを有効に活用し、高度で充実した診療を行います。
当センターは、教育研究病院としての使命も担っています。本学農学部共同獣医学科との協働により、獣医学臨床実習をとおして次世代の獣医師養成に貢献するとともに、本学における新たな農工融合研究拠点として医工獣連携等により生命科学分野の先端臨床研究を展開していきます。
ご家族の皆さま、地域の臨床獣医師の先生におかれましては、当センターの役割や活動をご理解頂いたうえ、ご支援賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。